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» 2014 » 9月

10/13研究会のお知らせ

テーマ : 「エスポ条約と原発稼働延長問題」
日 時 : 2014年10月13日(月・祝)13:00~15:00
場 所 : ホテル新大阪 東口研修ルーム 406号室
(東口ステーションビル内)
http://www.hso.co.jp/access/index.html
講 師 : フランス・リモージュ大学 国際比較環境法センター長
ミシェル・プリウール 教授
言 語 : 英語(抄訳もしくは解説あり)
参加費無料・事前申込不要
お問い合わせ : greenaccess@law.osaka-u.ac.jp

概 要 :
欧州では,多くの原発が国境近くに設置されており,原発の新設や稼働延長等をめぐり,さまざまな軋轢が生じています。「越境環境影響評価条約」(エスポ条約)は,国境を越える環境影響について,市民参加のもとに環境影響評価を実施し,関係国と協議する仕組みを規定しており,原発もその対象になっています。そこで,原発の稼働延長に際しても環境影響評価を行う必要があるかなど,エスポ条約をめぐる紛争も生じています。
今回は,世界的な環境法の第一人者であり,エスポ条約履行委員会の委員でもあるプリウール教授に,エスポ条約と原発をめぐる紛争についてお話を伺います。みなさま,奮ってご参加下さい。

Filed under: お知らせ — 公開日 2014/09/25(木) 05:08

9/26研究会のお知らせ

テーマ:「環境問題における市民参加原則-ポストESDと参加原則の国際的推進」

日 時:2014年9 月 26 日 (金)  18:30~20:30
会 場:渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F  地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
TEL:03-3407-8107  http://www.geoc.jp/
会 費:無料
主 催:オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク(オーフス・ネット)
共 催:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、グリーンアクセスプロジェクト
お問い合わせ:オーフス・ネット事務局(担当 粟谷)
E-mail: jimukyoku@aarhusjapan.org(担当:粟谷)
Home : http://www.aarhusjapan.org/

プログラム:
1.「バリガイドラインの取り組み」
大久保規子(大阪大学大学院法学研究科教授)
2.「環境デモクラシー指標(EDI)プロジェクトの報告」
福田健治(弁護士)/橘高真佐美(弁護士)

概 要:

国連の「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」は,今年で最終年を迎え,今年11月に名古屋でユネスコ世界会議が開かれます。世界には環境,貧困,人権,平和,開発といった多様な問題があります。ESDは,持続可能な社会を目指し,さまざまな課題に身近なところから取り組む担い手を育む教育です。
ESDの取組みを実際に環境問題の解決につなげていくためには,市民の参加が不可欠です。2010年には,地球環境計画(UNEP)が,参加原則を促進するための立法ガイドライン(バリガイドライン)を策定しています。近年,インド,フィリピン,タイなど,アジアの国々でも,参加を強化するたくさんの改革が行われています。そのような先駆的取組みを共有するため,世界有数の国際NGOであるアクセスイニシアティヴ(TAI)により,各国の現状を比較する「環境デモクラシー指標」づくりも進められています。
そこで,これら最新の動きを紹介するとともに,国際的な視点から見た日本における参加原則の現状と課題を報告します。皆様のご参加をお待ちしております。

Filed under: お知らせ — 公開日 2014/09/25(木) 02:16