テーマ:「水循環基本法の意義と展望」
日 時:2014年7月18日(金)16時より
会 場:大阪大学豊中キャンパス 法学研究科 中会議室(法経研究棟4階)
講 師:
大阪経済大学名誉教授・水制度改革議員連盟参与・元建設省下水道部流域下水道課長・同土木研究所下水道部長 稲場 紀久雄 氏
山梨学院大学大学院法務研究科教授 三好 規正 氏
参加費無料・事前申込不要
主催:プロジェクトTIGER
概要:
本年3月27日、水循環基本法が議員立法で成立し、7月1日から施行されています。この法律は、「健全な水循環の重要性」や「水の公共性」という理念を確認したものの、これらの理念を「水環境享受権の法定化」や「地下水の公水化」・「流域治水の促進」などの具体的な権利や施策と結びつけるには至っていません。
本研究会では、水制度改革議員連盟の知恵袋役を務められた稲場紀久雄大阪経済大学名誉教授および三好規正山梨学院大学教授をお招きし、立法の経緯及び到達点、さらに、水循環をめぐる意思決定への市民参加の位置づけなどの今後の課題についてお話し頂きます。