9/26研究会のお知らせ
テーマ:「環境問題における市民参加原則-ポストESDと参加原則の国際的推進」
日 時:2014年9 月 26 日 (金) 18:30~20:30
会 場:渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
TEL:03-3407-8107 http://www.geoc.jp/
会 費:無料
主 催:オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク(オーフス・ネット)
共 催:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、グリーンアクセスプロジェクト
お問い合わせ:オーフス・ネット事務局(担当 粟谷)
E-mail: jimukyoku@aarhusjapan.org(担当:粟谷)
Home : http://www.aarhusjapan.org/
プログラム:
1.「バリガイドラインの取り組み」
大久保規子(大阪大学大学院法学研究科教授)
2.「環境デモクラシー指標(EDI)プロジェクトの報告」
福田健治(弁護士)/橘高真佐美(弁護士)
概 要:
国連の「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」は,今年で最終年を迎え,今年11月に名古屋でユネスコ世界会議が開かれます。世界には環境,貧困,人権,平和,開発といった多様な問題があります。ESDは,持続可能な社会を目指し,さまざまな課題に身近なところから取り組む担い手を育む教育です。
ESDの取組みを実際に環境問題の解決につなげていくためには,市民の参加が不可欠です。2010年には,地球環境計画(UNEP)が,参加原則を促進するための立法ガイドライン(バリガイドライン)を策定しています。近年,インド,フィリピン,タイなど,アジアの国々でも,参加を強化するたくさんの改革が行われています。そのような先駆的取組みを共有するため,世界有数の国際NGOであるアクセスイニシアティヴ(TAI)により,各国の現状を比較する「環境デモクラシー指標」づくりも進められています。
そこで,これら最新の動きを紹介するとともに,国際的な視点から見た日本における参加原則の現状と課題を報告します。皆様のご参加をお待ちしております。